こんにちは
若い技術者君たちを理研の一般公開日に案内した話をしました。
その後日、彼らと一緒の打ち合わせがあったとき、その技術者君のひとりがぼくのところへやって来て「先日はありがとうございました」って言ったんですね。
おー、こいつはなかなか人間ができておる、信頼するに足る人物じゃ、こいつとならいい仕事ができるぞ、と思いましたよ。
ぼくも休日返上で案内した甲斐がありました。
彼からは既に電子メールでもお礼が来ていたんです。
それに加えて、会ったときにもひと言お礼を言う。
ここがポイントですね。
電子メールには速報性があるから、すぐにお礼を伝えることができます。
でも所詮機械での伝達、ちょっと暖かみに欠けます。
それを補うために、次に会ったときにも礼を言う。
これが効果的なんですね。
ぼくも真似したいと思いました。
藤尾秀昭『小さな人生論2』致知出版\1000-に「不幸の三定義」というのが書いてありました。
一、決して素直に「ありがとう」と言わない人
一、「ありがとう」と言っても、恩返しをしない人
一、「ありがとう」と唱えただけで恩返しはできたと思っている人
なるほどです。
不幸にならないためには、この逆を心がけていればいいってわけです。
ありがとうと言わないのは以ての外ですが、一度言ったらそれでOKだと思っちゃいけないんです。
だめ押しのようにもう一度言う。
そしてさらに行動でも示す、つまり一寸した心遣いをするのもハッピーへの道ですね。
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