2008年12月16日火曜日

ともかくやっつけろ!

こんにちは

どこの家庭でもありがちかとは思いますが、我が家の冷蔵庫に結構死蔵品が貯えられていたりします。
ぼくが冷蔵庫を開けて「こんなのあるよ。今晩野菜炒めか何かにしちゃって、やっつけちゃおうよ」と言うと、妻はムッとします。
「高級な食材を野菜炒めなどという低級な料理にするとは何事か。それに食べ物に対して”やっつける”なんて言うとは不届き者じゃ!」
でも、腐って捨てられちゃうよりマシでは。。。

仕事でもそうですね。
雑件が溜まってくるとイライラしてきます。
じっくり取り組みたい仕事があるんだけどそれをやる時間が取れなくて手つかずになっていることもあります。
とってもイライラします。

じっくり取り組みたい仕事って、言ってみれば高級食材です。
本来なら高級料理に仕立て上げたいもの。
でも、手間暇かけている時間がない。
腐らすのももったいない。
それなら野菜炒めでもいいや、やっつけちゃおう!ぼくはそうやっています。

じっくり取り組みたい仕事であっても、忙しくてじっくりできない時だってあるのが当然です。
そんなときは、今回はあきらめてどうにかこうにか食えるものにすればいいやって。
まあある意味妥協なんですが、やってみると意外とスッキリします。

松永真理『シゴトのココロ』小学館\1365-にこんなことが書いてありました。

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朝、やることリストを書きだすときが、工夫のしどころとなる。
打ち合わせの場所を決める。
地図をファックスする。
銀行に振り込みに行く。
こういう事務的にしっかりやることと、企画書を書く、レポートを提出するといった中身を問われるものとを区別し、階層を分けて書きだすようにする。
それぞれにかかる時間を見積もることで、やるべきことの分類ができ、気分は少しすっきりしてくる。
銀行での振り込みと、将来のキャリア設計を同じ項目に書きだすから、ごちゃごちゃ混乱してしまうのだ。
自分の得意、不得意で分類するという手もある。
得意なことはさっさと片付けられるが、苦手なことはつい先延ばしにして、それがストレスの素になることも多い。
そういう場合は、気合いを入れる時間を決めて、よーし、ここで片づけるぞ、と早く終えることの一点に集中するのである。
そして、苦手なことはすべて片づかなくても、ひとつでも片づいたらよしとする。
この手のことは誰も誉めてはくれないのだから、せめて、自分くらいは高らかに言ってあげよう。
「よくやった。やったじゃない!」
多少、大袈裟に自分を肯定してあげないと、自分がこれほどまでに心のなかで葛藤しながらやっていることなんて、他人にはわかりっこないのである。
やることリストの項目をひとつ終えたら、赤い太めのサインペンで線を引いていく。
項目のなかでやり残したことがあったとしても、半分の線を引くことで、少しでも多くの達成感を味わうようにする。
そうでもしないと、やるべきことは無限に出てきて、やり残したことばかりに気をもんで過ごすことになるからだ。(15-17p)
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ともかく朝出勤したら手帳を見て、今日やることをリストアップする。
紙に書きだしてみるのが大事ですね。
そしてイライラの元をはっきりさせ、一つずつつぶしていく。
一つ終わったら、終わったことがはっきり分かるように、赤の太マジックでバツをつける。
まさに「やっつける」んです!

年末、師走です。
ザクザクとやっつけていきましょー。
そして、気分すっきりのお正月を迎えましょう!

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