2009年7月26日日曜日

第一反抗期

こんにちは

一般的に2歳頃は「第一反抗期」です。
とっちゃん2歳もどうやら反抗期に入ったようです。
「いや!」と言うことが多くなった。
叱られても言い訳したりする。
扇風機に指をつっこもうとしていたので「アブナイよ!」と叱ったら、「しゅうりしてんの!」だって。
あはははは。

林道義『父性の復権』中公新書\720-にこう書いてありました。

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第一反抗期のころになると、子どもは自分の筋肉組織を、詰まりは自分の身体を次第に自由に動かすことができるようになり、自分の欲望を自分の力で満たすことができるようになる。
好きなように動けるようにはなるが、しかし当然子どもは自分にとって危ないとか、汚いということが分からないので、親から規制を受けることが多くなる。
自分の力で何かをしたいという欲望と親の規制との食い違いが反抗を引き起こすのである。
この場合に親の規制があまりに性急であると、子どもの自主性や自信を損なう恐れがあり、子どもが自分から自分なりの秩序をつくっていく力をなくしてしまう危険がある。
逆にあまりに自由放任にされると子どもは秩序感覚を持つことができなくなる。
つまり人間の社会には必要な秩序やルールがあるという感覚が育たず、わがままな人間になってしまうのである。
この時期は自分の欲望をコントロールし、必要なルールを学ぶときであるから、親は子どもに年齢に応じた厳しさを与えることが必要になる。(124-125p)
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反抗期は必要な発育段階なんですね。
反抗できるまで肉体的にも精神的にも発達したって証拠なんです。
規制するから反抗するんだし、反抗するから社会のルールも身に付いていく。
だから反抗するからといって、反抗しないように甘やかしてやりたいようにやらせちゃいけないんです。
やってはいけないことは何かを学ぶチャンスだからです。

かといって、何でもかんでも規制してしまうのもいけない。
やっていいことを学ぶチャンスを逸してしまうから。
要はトライアンドエラーをする機会をたくさん作る、ってことですね。

とっちゃんにも充実した反抗期を過ごしてもらいたいですね!

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