2009年7月14日火曜日

TVニュースは見せるな!

こんにちは

我が家はあまりTVを見ません。
家族揃って見るのは「爆笑レッドカーペット」くらい。
はっちゃんもとっちゃんも天津木村のエロ詩吟にはまって、吟じてます。

幼児のうちはなるべくTVは見ない方がいい、というのは定説になっています。
TVは一方的なメディアです。
こちらからのリアクションに何も応えてくれない。
それが幼児の脳には悪いのです。
幼児の脳はインタラクトすることにより育っていきます。
刺激に対して反応し、その反応に対してまた反応が返ってくる。
コミュニケーション能力ってそれの繰り返しで育つ。

糸山泰造『12歳までに「絶対学力」を育てる学習法』草思社¥1200-に、さらにこんなことも書いてありました。

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少なくとも小三~四までは、(残虐な映像を垂れ流すので)テレビのニュースは見せないと決めた方がいいでしょう。
普通の番組は内容によって選択できますが、ニュースは何が出てくるか予想しづらいからです。
感覚のまひを防ぐためにも、9歳まではニュースは見せない、12歳までは厳選して見せることをおすすめします。(55p)
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子どもの脳は柔らかく、感情豊かです。
でもまだ論理は育っていない。
そういう時期に、情動に強く訴える視覚刺激を受けるのは危険なんです。
ニュースでは交通事故の映像、鳥インフルで処分される鶏の映像、戦争で人が死んでいる映像など、子どもにとって悪い映像が垂れ流しになっています。
大人なら理屈がわかりますから、その映像の意味も理屈と共に理解できます。
でも子どもはまだ理屈がわかりませんから、情動だけがダイレクトに脳に伝わってしまう。
これが感覚の麻痺を引き起こすのだそうです。

子どもに世の中のことを知ってもらいたいと、ニュース番組こそ見せたいTVだと思っている親は多いと思います。
でも何事も適期があるんですね。ニュースは10才以下の子どもには向いていないんです。
我が家でもTVニュースは見ない、見せないようにしたいと思います。
まー、もともと世情にはあまり興味はないんだけどねー。
あはははは。

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