2009年7月1日水曜日

ハッピーの技術

こんにちは

昨日は夏のボーナスが支給されました。
世界的な不況の影響を受け、「見なし公務員」である我が社のボーナスも大幅ダウン。
それでもボーナスをいただけるだけでもハッピーですよ。

ボーナスとはそもそも「賞与」です。
賞めて与えるもの。
その時々の会社の業績に応じて、いい業績があがって余剰利益が出たら、社員みんなでそれを分配するものです。
だから、もともとコンスタントにもらえるものじゃないんだと思います。

その定義に従って我が家は家計を設計しています。
すなわち、ボーナス払いで買い物をしない。
ボーナスを生活費としてあてにしない。
するとハッピーなんですよ。

だって、あてにしていたものがもらえなかったら困るじゃないですか。
もらえなかったら、支払いができない、生活が立ちゆかないのでは困ります。
それだと、ボーナスをもらってもちっとも嬉しくない。
借金の返済で、もらったボーナスが右から左に移動していくだけだったら、悲しいもんね。

何にも使う目的がないから、いただいたボーナスはほぼ全部自分の好きに使えるってことです。
ハッピーです。
我が家では、ボーナスをこう使っています。
まず、ぼくの親、妻の親に感謝を込めてお裾分け。
だいたい5万円を目安にして、互いに干渉せずされず、好きなものを買う。
残りは貯金。

内田樹さんの本に書いてあったことですが、

 「正しい」生き方よりも「ハッピーな」生き方を選ぶ

のが大事だと思っています。
ハッピーは技術なんですよ。
ハッピーになれるよう、いつもご機嫌でいられるようにするには、どうしたらいいか。
そう自分をコントロールしていく。

ボーナス払いで買い物をしちゃうのは、欲望の先取りです。
あてにならないものをあてにして、欲望を満たすのは不幸の素。
そういうのは我慢する。
ちょっと我慢した方が、超中期的にはハッピー度が上がるわけです。

毎月の給料の範囲を超えて生活を肥大化させない。
確かに貧乏くさく思えますよ。
でもいいじゃないですか。
もともと貧乏くさい生活しかできない給料なんですから。
見栄を張る必要もないんです。

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