2009年10月10日土曜日

男のストレス脱出法


こんにちは

澤口俊之『なぜいい女はパッとしない男に惚れるのか?』アスキー新書\724-に面白いことが書いてありました。
男はどんなことに一番ストレスを感じるか。
それは脳科学の研究ではっきりしているんだそうです。
こういう研究している研究者がいるってことも面白いことですがねー。

で、男はどんなことにストレスを感じるかというと、それは、

 リソースを得られないこと

なんだそうです。

リソースとは「資源」「得物」という意味です。
たとえば、食べるもの、お金や家など財産、地位や名誉、妻や家族と言ったところでしょうか。
男性は、獲物や住処、領地などのリソースを獲得することを目的として進化してきたので、これらが得られない時の心的ストレスが大きいのは当然かもしれません。

リストラで職を失った男性は、女性より自殺する人が多いそうです。
それはリソースを失ったことによるストレスが大きいからです。
お金が稼げなければ、食べるものを得られない、地位・財産も失う、名誉なんか絶対に得られない、まして女房や家族から軽蔑される、下手すると女房子どもに捨てられる。
死にたくなるのも分かります。
40歳も過ぎる年代になると、変なクソオヤジが増えてきます。
嫌なことをやったり言ったりして、職場でも家庭でも嫌われる。
それは、ある程度の年齢になってもリソースを得られなかったからなんですね。
リソースを得られなかったおじさんが、卑屈になったり過度に弱気になったりするのは当然なんです。

だから男性がストレスから解放されるには、上記のうち一つでも持っていればいいわけです。
お金でも、名誉でも、妻や家族の信頼でも。
でも、男にとっての一番大切なセーフティーネットは妻や家族からの信頼なんだと、ぼくは思っています。
たとえリストラされてお金も地位も名誉もなくたって、妻や家族からの信頼が残っていればストレスに負けずに生きていける。
反対に日頃から女房の信頼を獲得することを怠ると、リストラされたりしたきっかけがあれば女房家族に逃げられる。
そしてますます卑屈なおじさんになってしまうのです。

でもリソースは天から降ってくるものでも地から湧いてくるものでもありません。
自分の「努力」で獲得していかないとならないものなんです。
ここが男性が生きるポイントなんですね。
女房子どもから信頼されるには、ワークライフバランスですね。
仕事も短時間に思う存分一生懸命やり、家族との時間も大切にする。
我が子(男の子)たちにも伝えていきたいことだと思っています。


写真は神戸スパコン建設現場、特高施設の写真。
昨日もバリバリ仕事してきましたー!

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