こんにちは
問題は自分を高めてくれるよいものでもあります。
問題は自分を高めてくれるよいものでもあります。
でもそれがストレスになって、心の病を呼び込むこともあります。
そうならないためにはどうすればよいか。
大切なことは、一度にたくさんの問題を抱え込まない、ということだと思います。
とはいえ、毎日毎日たくさんの仕事が舞い込んできます。
処理しきれないほどの仕事を溜め込んでしまうと、どこから手を付けていいのか分からなくなって、パニック状態になってしまいますよね。
ぼくだって時々そうなることもありますよ。
でもそれに対処する「やり方」があるんです。
いっぺんに全部をこなさなくちゃいけないと思うから、頭の中がパンクするんです。
パニック状態になっていても、頭の働きが完全に機能不全になっているわけではありません。
脳が再び働き出すように持っていく「技術」があるんです。
以下はTBSラジオサイエンスサイトーク(http://www.tbs.co.jp/radio/xitalk/)で、お天気キャスター倉嶋厚さんに聴いたお話です。
***
倉嶋さんは子どもの頃(戦時中)、非常に気の弱い子どもだったそうです。
ある時、倉嶋さんのお父さんは倉嶋少年にこう言ったんだそうです。
おまえは何を悩んでいるんだい。話をしてごらん。
倉嶋少年は<来週の学校の軍事教練が嫌><卒業して兵隊になるのは嫌><学校の数学の問題が理解できない>などたくさんの悩みを話し、お父さんはそれを紙に書き留めていった。
じゃあ、この悩みを時間順に縦に並べ替えてごらん。
縦に並べれば、今悩まなくちゃいけないことはたった一つになる。
それを順番に、ひとつずつやっていけばいいんだよ。
***
たくさんの問題を抱えてパニックになったときは、問題となっていることをすべて紙に書き出してみるといいんです。
それをぼくは「脳出し」と呼んでいます。
人間の脳は同時に7つ程度のことしか処理できないことが、最近の脳科学で明らかにされています。
脳の前頭前野という場所にはワーキングメモリという場所があり、ここで諸問題を意識に乗せ、考えている。
ところがワーキングメモリのスペースはとても狭く、人によって多少の違いはありますが、せいぜい7つのことしか意識に乗せられない。
処理しきれないほどの仕事を溜め込んでしまうと、どこから手を付けていいのか分からなくなって、パニック状態になってしまいますよね。
ぼくだって時々そうなることもありますよ。
でもそれに対処する「やり方」があるんです。
いっぺんに全部をこなさなくちゃいけないと思うから、頭の中がパンクするんです。
パニック状態になっていても、頭の働きが完全に機能不全になっているわけではありません。
脳が再び働き出すように持っていく「技術」があるんです。
以下はTBSラジオサイエンスサイトーク(http://www.tbs.co.jp/radio/xitalk/)で、お天気キャスター倉嶋厚さんに聴いたお話です。
***
倉嶋さんは子どもの頃(戦時中)、非常に気の弱い子どもだったそうです。
ある時、倉嶋さんのお父さんは倉嶋少年にこう言ったんだそうです。
おまえは何を悩んでいるんだい。話をしてごらん。
倉嶋少年は<来週の学校の軍事教練が嫌><卒業して兵隊になるのは嫌><学校の数学の問題が理解できない>などたくさんの悩みを話し、お父さんはそれを紙に書き留めていった。
じゃあ、この悩みを時間順に縦に並べ替えてごらん。
縦に並べれば、今悩まなくちゃいけないことはたった一つになる。
それを順番に、ひとつずつやっていけばいいんだよ。
***
たくさんの問題を抱えてパニックになったときは、問題となっていることをすべて紙に書き出してみるといいんです。
それをぼくは「脳出し」と呼んでいます。
人間の脳は同時に7つ程度のことしか処理できないことが、最近の脳科学で明らかにされています。
脳の前頭前野という場所にはワーキングメモリという場所があり、ここで諸問題を意識に乗せ、考えている。
ところがワーキングメモリのスペースはとても狭く、人によって多少の違いはありますが、せいぜい7つのことしか意識に乗せられない。
脳のワーキングメモリは記憶するためだけじゃなく、記憶を組み合わせたり操作したりして思考する場所でもあるんです。
7つのスペースがあるからといって、そこに全部記憶させてしまうと、それらを操作して考えることができなくなってしまうのです。
ワーキングメモリのスペースをすべて使い切ってしまうから、パニックに陥ってしまうのです。
7つのスペースがあるからといって、そこに全部記憶させてしまうと、それらを操作して考えることができなくなってしまうのです。
ワーキングメモリのスペースをすべて使い切ってしまうから、パニックに陥ってしまうのです。
だから、ワーキングメモリに記憶させる事項は少なめにしておく方がいい。
たとえば同時に頭に入れることを三つにしておく。
そうすると4つは空きメモリができ、考えることができるようになるのです。
考えるためには空きメモリが必要なんです。
考えるとは、知識と知識を関連づけたり比較したり操作することなんです。
有効に操作するためには、空きメモリがたくさんある方がクリアな思考ができるのです。
たとえば同時に頭に入れることを三つにしておく。
そうすると4つは空きメモリができ、考えることができるようになるのです。
考えるためには空きメモリが必要なんです。
考えるとは、知識と知識を関連づけたり比較したり操作することなんです。
有効に操作するためには、空きメモリがたくさんある方がクリアな思考ができるのです。
これまた最近の脳科学の研究で、子どものワーキングメモリは3つくらいしかないことが分かっています。
子どもにあれこれ一度に言うと、パニックになりやすいんです。
いろんなことを一度に指示すると、子どもは思考できなくなり、IQが下がります。
だから教育原理も「一時に一事」なんです。
一時にたったひとつのことに集中することが、思考を深め、IQを高くすることができるのです。
脳のワーキングメモリの空きスペースを確保できるからです。
大人だって同じです。
脳のワーキングメモリがいっぱいになるにつれ、頭は働かなくなり、知能は下がります。
そうすれば、仕事は遅くなり、ミスも多くなるのは当然なんです。
だからワーキングスペースに空きスペースを作ることが大事です。
具体的には、倉嶋さんのお話にあるとおり、やらねばならない仕事をすべて紙に書き出してみる。
これが「脳出し」。
脳に充満している問題をすべてを紙の上に出してしまう。
そうすることによって、脳の空き容量を増やすんです。
だからワーキングスペースに空きスペースを作ることが大事です。
具体的には、倉嶋さんのお話にあるとおり、やらねばならない仕事をすべて紙に書き出してみる。
これが「脳出し」。
脳に充満している問題をすべてを紙の上に出してしまう。
そうすることによって、脳の空き容量を増やすんです。
仕事は溜めないことが大切です。
たくさんある仕事をとりあえず外に出し、その中のたった一つに集中する。
すると意外なほど早く片付きます。
脳に空きメモリができて、クリアに考えられるようになっているからです。
一つ解決したら、次のたった一つに集中する。
これを繰り返せば、すべての仕事をかなり早く片付けることができるんです。
紙に書き出した上から順に片付けていってもいい。
重要度の高いものからやっつけられれば、とても気分が晴れ晴れとします。
でも重要問題に着手するには、気力も必要です。
パニックに陥っているときは、気力も不足していることでしょう。
そういうときは簡単なものから手を付けるのもいい。
たくさんの案件の中には、簡単に片付くものもたくさんあるはずです。
簡単な案件を一気に片付けて、件数を減らすだけでかなりの心の余裕が生まれます。
するとワーキングメモリの空きが増えて、難問にも取り組むだけの気力も湧いてくるんです。
写真は、我が子はっちゃんが幼稚園の運動会でがんばって走っている姿です。
子どもにスポーツをさせるとよい理由も、スポーツは一時に一時だからですね。
ひとつのことに集中する訓練になっている。
我が子たちにも「脳出し」の技術を、身体に染み込ませたいですね。
たくさんある仕事をとりあえず外に出し、その中のたった一つに集中する。
すると意外なほど早く片付きます。
脳に空きメモリができて、クリアに考えられるようになっているからです。
一つ解決したら、次のたった一つに集中する。
これを繰り返せば、すべての仕事をかなり早く片付けることができるんです。
紙に書き出した上から順に片付けていってもいい。
重要度の高いものからやっつけられれば、とても気分が晴れ晴れとします。
でも重要問題に着手するには、気力も必要です。
パニックに陥っているときは、気力も不足していることでしょう。
そういうときは簡単なものから手を付けるのもいい。
たくさんの案件の中には、簡単に片付くものもたくさんあるはずです。
簡単な案件を一気に片付けて、件数を減らすだけでかなりの心の余裕が生まれます。
するとワーキングメモリの空きが増えて、難問にも取り組むだけの気力も湧いてくるんです。
写真は、我が子はっちゃんが幼稚園の運動会でがんばって走っている姿です。
子どもにスポーツをさせるとよい理由も、スポーツは一時に一時だからですね。
ひとつのことに集中する訓練になっている。
我が子たちにも「脳出し」の技術を、身体に染み込ませたいですね。
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