2009年5月25日月曜日

体験こそ大切

こんにちは

またも出張中に届いた晶ちゃんからのメール。

###
よっちゃん、おはよー!

昨日、お風呂に入ったとき、とっちゃんが「うんちでそう・・・」と言いました。
あわてて湯船からあげて「ここでしていいよ」といったら、ぷすん、とおならをしました。
「なーんだ、おならだったの」と再び湯船に入れたら、また「うんちでる」だって。
半信半疑で湯船からあげたら、今度は本当にムリムリムリーとバナナうんちを出しました。

「うんちでそう」という言葉が衝撃的でした。
「でるー」ではなく「でそう」という言葉が出てきたということに驚きました。感動しました。
###

おーー、とっちゃんも成長してますねー。
いろんな体験を積みながら、脳が発達し、言葉も使えるようになる。
スバラシイ!

昨日、はっちゃんとっちゃんを連れて自転車でお買い物に行きました。
買い物が終わってスーパーから出たら雨が降っていました。
濡れて帰るのもいい体験だと考えて、レッツゴー。
びしょぬれになって家に帰り、そのままお風呂にザブーンです。
とても楽しかった。

和田秀樹/小山泰夫『わが子が輝くエリート教育』海竜社¥1400-にこうありました。

###
ご両親が文化資本を蓄えている場合は、この点(大人が教育環境を用意してやらなければならないこと)を理解していますので、巷間言われる「お受験」に際しても、幼児教室や公開模試などに血道を上げることはありません。
家族でキャンプをしたり、代々木公園で自転車の補助輪なしに挑戦したりします。
そして名門校に難なく合格します。
公園デビューしてからの乳児の日課として望ましいのは、年齢を乗じたキロメートルの散歩です。
二歳ならば、毎日母親と一緒に二キロ散歩するわけですが、そういう子どもと、家の中でゴロゴロしていた子どもとでは、五歳になったとき、歴然とした違いが出てきます。
散歩の途中で出会うさまざまな出来事やアクシデントを通じた母親との会話によって、子どもは驚くほど成長します。(49p)
###

ぼくも幼児教室併設の進学塾に勤めていたので分かりますが、幼児教室で教えられることって「うわべ」のことに過ぎないんですよ、幼児にとって。
そんなことを幼児教室で習って、上手くできなくて叱られている子どもって、かわいそうだなーって思っていました。
もう少し成長して小学高学年や中高生くらいになると、うわべのことでも実体験と同等に学べるようになりますが、幼児や小学生低学年では無理。
うわべはうわべにしか過ぎないので、習ったことを反復再生はできるんだけど、応用力は身に付かないんです。
だから実体験、それも愛する人、愛してくれる人と一緒にする体験が大事なんですね。

小学校入試をちょいと調べてみると、慶応、青学、学習院などは、ペーパー試験がないんです。
幼児にペーパー試験なんか課しても、実力は計れないことを知っているんですね。
さすが一流校です。
我が家でも、志望校が決まったらお受験前に過去問を何度か練習はするつもりですが、それ以上お受験塾へ通ったりはしないつもりです。
それよりも実体験。
特にお散歩重視で行きたいと思います。

0 件のコメント: