こんにちは
ぼくはめったなことでは残業しません。
勤務時間内ですべて処理しよう、と決意しているからです。
あらかじめ予定に入っている仕事は、時間内にこなします。
もちろん、急かつ重要な案件が入った場合は、喜んで残業します。
たとえば明日の朝までにやる必要のある仕事が、今日の夕方に入ったとかね
でもそんなことはめったにありませんよ。
なので、まー9割の日は定時には退勤です。
時間内で処理するためにやっていることは二つ。
1.始業時からフルスロットル
2.一心不乱に作業
よく始業時刻になってから、お茶なんか飲んでるおじさんっていますよね。
中には新聞読んでるおじさんもたまにいる。
始業時刻になってから、自分の頭と心のエンジンキーを回すんでしょう。
それだとなかなかフルスロットルにはなりませんよ。
仕事にノッテくるのは10時か11時になっちゃいます。
ノッテきたなと思ったら、もう昼休みです。
これでは午前中の生産効率はたいして上がりません。
ぼくは始業時からフルスロットルに入れるように、朝の時間を大切にしています。
まず早起き。
早起きしてコーヒーを入れ、ゆっくり飲む。
前日のメールチェックして、返信する。
頭が働いてきたところで「ゴミメール」を書く。
これで脳の準備運動完了です。
そして出勤。
通勤も自転車だったり歩きだったり、なるべく体を動かす方法を採用しています。
出張中でも朝一定以上歩くようにしている。
それによって体も目覚めます。
また、歩いている間に今日やる仕事の段取りを考えます。
思いついたことがあったら、立ち止まって手帳にメモします。
歩いて体が目覚めてくると、頭の働きも活溌になって、アイデアも浮かんできます。
こうして始業時間を迎えれば、フルスロットル状態に即入れるってわけです。
さらに、一心不乱に作業します。
仕事は大きく、
・打ち合わせ
・作業
に分けられます。
・打ち合わせ
・作業
に分けられます。
事務職の人はどうも「作業」を軽視しているようにぼくは思っています。
打ち合わせばかり重要視している。
なので、手帳にも打ち合わせの予定は記入しても、作業予定は書いていない。
しっかりとした作業をしていないから、打ち合わせも実り多いものにならないんです。
打ち合わせたことをしっかり作業する、作業結果を基にまた打ち合わせをする、そしてさらに作業する、という循環ができていない。
だから無駄な仕事が多くなって、時間ばかり浪費するんです。
ぼくは作業時間をしっかりと確保するように、作業のスケジュールも手帳に記入します。
作業の時間は他の用件を絶対に入れません。
その時間は作業に集中するためです。
いったん作業に集中したら、突然の来客者が来ても一段落するまで待ってもらいます。
たとえ相手が部長だろうと社長だろうと待ってもらいます。
当然、同僚から話しかけられても答えません。無視です。まあ「後でお願いね」と言いますけど。
上司から呼ばれても「今ノッテるので、後ほど」と言います。嫌な奴だね。。。
吉越浩一郎『2分以内で仕事は決断しなさい』かんき出版\1400-を読んだら、こう書いてありました。
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トリンプでは、午後12時半から2時半までの2時間を「がんばるタイム」と名づけて、社員が集中して仕事ができる時間を作っています。
この間は、私語は一切禁止です。電話するのもダメ、オフィス内を歩き回るのも厳禁。
トリンプでは、午後12時半から2時半までの2時間を「がんばるタイム」と名づけて、社員が集中して仕事ができる時間を作っています。
この間は、私語は一切禁止です。電話するのもダメ、オフィス内を歩き回るのも厳禁。
「がんばるタイム」中は、自分の机に張り付いて仕事しなさい、というわけです。(77p)
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いいですねー。
全社あげて、作業時間を決めちゃっているんです。
社外にも公言しておけば、この時間帯の急な来客も防げますね。
社員は安心して集中した作業をすることができるって仕組みです。
この仕組みもあって、女性の下着メーカーであるトリンプは、ほぼ残業ゼロを達成したそうです。
残業なしで経営がなりたつのかどうか、というと、むしろ業績が上がっている。
きちんと定時に帰れ、家族との団らんの時間を確保し、睡眠時間も十分取れる。
だから、精神的にも肉体的にも健康を維持しやすい。
欠勤者がほとんどゼロ。
何より女性が活躍するようになったそうです。
下着メーカーですから、女性の活用は必須。
でも残業が多いと、子育てや家事との両立が難しくなり、辞めていく女性が多くなるわけです。
残業がなければ、十分子育てや家事と両立ができますから、せっかく育てた女性社員が辞めてしまうことがなくなった。
社員の教育費ってバカになりませんからね。
そして辞めた後の補充にかかるコストも結構なものなんです。
こうしてトリンプは、労働時間を増やすことなく実績を上げ続けているんだそうです。
がんばるタイム、ぼくの周りにも広めていきたいって思っています。
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