こんにちは
暑いですねー。
でも夏はこうじゃなくっちゃね。
暑いからって冷房のガンガン効いた部屋に長時間いたら、体がおかしくなっちゃいます。
ところで省エネのために冷房温度を27℃にしているオフィスも多いと思います。
でも27℃設定だと、ちょっと暑すぎるんですよね。
そう感じる人が多いようです。
なぜなら、普通のエアコンは設定温度±2℃でコントロールしているから。
27℃設定でも、実際は29℃くらいになっていることもあるんです。
29℃だと暑くて、仕事やる気が薄れますよ。
仕事の効率を下げてしまいます。
エネルギーを使って冷房したのに、仕事の効率を下げてしまうのは、もったいないとしか言えません。
国土交通省が「仕事がはかどるオフィスビル」というテーマで業界横断的なコンソーシアムを立ち上げるそうです。
http://japan.cnet.com/news/biz/story/0,2000056020,20371793,00.htm
日本のホワイトカラー、事務職の労働生産性が低いことは有名です。
生産性を高めるには、オフィス環境も重要だって事なんです。
空調も重要な一要素です。
この中に夏季に27℃から26℃に1度室温を下げると 能率が11.7%向上するって書いてありました。
ナルホドーって思います。
空調設定温度を高くすると、暑くてイライラしますからね。
暑くてうちわや下敷きで扇ぐ時間だって、積み上げればバカにならないでしょう。
それなら、多少空調を効かせ気味にして、効率を上げて仕事をする。
その代わり、早く退勤すればいいのです。
たとえば、毎日2時間残業して10時間働いている職場なら、11.7%効率upするなら1時間は確実に早く退勤できる計算です。
1時間早く退勤して、空調を停め、照明も消せるなら、エアコンの設定温度を1℃下げて削減できるエネルギーを上回る省エネ効果があります。
もちろん、残業代も減り、疲労も少なくなります。
いいことずくめだと思います。
省エネは、そもそも無駄に使われているエネルギーを「省く」ことです。
省エネのためだと言って、暑いオフィスで無理してダラダラと仕事をするのは、返って無駄なことだと思います。
もちろん、冷房しすぎのオフィスでふるえながら仕事をするのも無駄。
そこで働く多くの人が気持ちよく、効率的に仕事ができるような環境をつくる。
そして、意味のない残業を減らしていく。
それが全体として最も省エネになるんだと思います。
省エネは「我慢」じゃないんです。
効率、生産性を落とさずに、無駄を省いていくことなんです。
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