こんにちは
ぼくは仕事や勉強をする上で、以下を座右の銘?にしています。
目標はでっかく、行動はちっちゃく
先ずは最終目標をしっかりと見据えて、ゴールしたときのイメージをなるべく明確にします。
今まで誰かがやったことのある仕事を応用しようと思うなら、既に完成品があるわけですから、それを見に行ったりします。
試験なら、実際の試験問題を数年分ざっと眺めてそのレベルを把握しておく。
完成型がしっかりイメージできたなら、目標にいたるまでの段取りを組みます。
ぼくは仕事や勉強をする上で、以下を座右の銘?にしています。
目標はでっかく、行動はちっちゃく
先ずは最終目標をしっかりと見据えて、ゴールしたときのイメージをなるべく明確にします。
今まで誰かがやったことのある仕事を応用しようと思うなら、既に完成品があるわけですから、それを見に行ったりします。
試験なら、実際の試験問題を数年分ざっと眺めてそのレベルを把握しておく。
完成型がしっかりイメージできたなら、目標にいたるまでの段取りを組みます。
その時、なるべく中間目標をたくさん見つけます。
たとえば報告書であれば、小見出しをたくさん付けます。
いつまでにここまで到達しよう、という小さな目標をたくさん作ります。
あとはこの中間目標を着々と確実にこなしていくだけです。
ただし、中間目標が的はずれでゴールとは全然違う方向に進んでいたなんていうこともありますから、ときどきは最終目標を再確認して進路が正しいかチェックすることも忘れない。
進路がずれているなと思ったら、段取りを組み直すわけです。
行動を小さくすると進捗管理がラクになります。
日本の鉄道が正確に定刻運転している理由がそこにあります。
日本の鉄道は駅間隔が短い。
それは日本の鉄道が元々、江戸時代の東海道など街道筋に沿って作られたからなんだそうです。
街道筋の宿場町は、やわな人でも一日で歩ける範囲、4里=16kmくらいごとにあった。
そこに駅を作っていったわけですから、駅の間隔は16kmくらいと短く設定できたわけです。
このくらい短い間隔なら、前の間隔でちょっと早すぎたら次の駅で停車時間をちょっと長くとって時間調整が可能です。
ちょっと遅くなったなら事故にならない程度スピードアップしたり、駅の停車時間をちょびっと短くして挽回する、という微調整がしやすいわけです。
仕事だって同じように、短い、小さな目標に分割して進捗管理する方がラクチンです。
ちょっと遅れたなと思ったら、次からの小目標で少しずつ挽回する。
ちょっと速く進んでいるなと思ったら、小休止だって取れるわけです。
そして、その細々した中間目標ごとに1%でもいいから自分の能力を高めようとします。
スピードを上げてみるとか、品質を上げてみるとか。
能力の向上というのは、「複利計算」で効いてくるもんだと思っています。
中間目標が20個でそれぞれで1%いい仕事ができたなら、1.01^20=1.22ですから22%もいい仕事になります。
中間目標が100個なら、1.01^100=2.7、ナント170%も向上するんです。
まあ、毎度毎度1%も向上するのは無理かもしれませんが、塵も積もれば山となるですね。
小さな成功を積み上げることが大事なんだと思います。
逆に、1%くらいならまあいいや、と思って99%の仕事を続けてしまうと、0.99^20=0.81、0.99^100=0.37という具合に、激減してしまいます。
だから1%でも向上するぞ、と思って毎回取り組むべきです。
でっかい目標だと時間も長くかかり、いい仕事をするぞ!というモチベーションも維持しにくい。
小さな目標、達成するまでの時間が短い目標なら、がんばる気も続きます。
田中耕一『生涯最高の失敗』朝日選書\1200-から引用します。
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よく、親戚・近所の人や大学までの私を知っている人から、そんなに気の強いほうではなかったおまえが、なんでこんなに変われたのか、と聞かれます。
考えてみると、こんなことかな、という気がします。
人間、自分がいま現在できることを100%として、それを実行しようとして失敗すると、落ち込みますよね。
そうすると、今度は90%くらいをめざして、それで良しとするようになってしまう。
でも、たとえ目標を90%に抑えても、やはり失敗することはあります。
失敗の原因は、かならずしも自分にあるわけではありませんから、目標を90%にしておいても、自分以外の要因で、うまくいかないことだってあるかもしれない。
すると、さらにめざすところを低く設定する・・・。
こういう良くない循環に陥ってしまう可能性があります。
とくに大学までの自分を含め、気の強くない人は、こんなふうになりやすいのではないでしょうか。
だからといって、はじめから200%あたりをめざしてみる。
それなら、たとえ目標を達成できなくても、ちょっと高望みしたから仕方ないな、と考えることができて、あんまり落ち込まないですみます。
ところが、120%だとたまに、できてしまうことがあります。
そのような経験を積み重ねていくと、いつのまにか、120%があたりまえになります。
それを繰り返していくと、120%から150%、200%へと、どんどん伸びることだってできる。
その結果、たとえば、いつのまにかこうやって、みなさんの前でも話せるようになります。
昔は「上がり症」で全然できなかったのに。(208-209p)
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やっぱり田中さんも小さな成功を積み上げてきたんだなって分かりました。
安易に妥協しないこと、そしてあまりにでっかい目標(叶わぬ夢)を設定しないこと。
でっかい目標は、小さな目標へと分割すること。
そしてその小さな目標をコツコツとコンスタントにこなし、積み上げていく。
毎回、ちょっとでもいいから能力を高めるような工夫をする。
そうすれば、毎回確実に目標に到達することができます。
そして自信も生まれ、性格さえも変わっていくんですね。
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